北九州の小学校は小規模校が意外と多い!でもメリットもたくさん!

北九州事情

北九州市は、超高齢化都市です。

子どもの人数も年々減っています。悲しい…。

その煽りを受けて、北九州市の小学校では、年々小規模校が増えています。

小規模校とは、1学年に1クラスしかない学校のことです。

よっぽどのことがない限り、6年間クラス替えがありません。

私の子どもは、北九州市のとある小規模校に通っています。

私自身はそれなりに人数がいる学校に通っていたので、クラス替えがないということにかなり危機感を覚えました。

というのも、私の過去の経験でクラス替えによって苦手な子とクラスが別れることになりほっとした経験があったからです。

また、学年によっては男女比に偏りがあったりするのも心配でした。

男子ばっかりのクラスに女子が数人、もしくは女子ばっかりの中に男子が数人 というのも何だか可哀そうな気がしていました。

そして競争が生まれにくいことによる弊害があるのではないか、と色々心配していました。

でも通わせるうちにメリットもたくさんあることに気づきました!

通わせて分かった!小規模校の魅力

※あくまで、私の子どもが通っている学校の話です。すべての小規模校に当てはまるわけではありません。

小規模校と言っても、元はそれなりに人数がいた小学校であることがほとんどです。

そのため、校舎やグラウンドの広さなどは他の小学校とほぼ変わりません。

みなさんが想像する小学校の中に、クラスが各学年に1クラスしかないことをご想像ください。

…かなりスカスカな感じがしますよね。

そのスカスカがいいメリットを生んでいるのです。

学校全体に友達ができる

人数が少ない分、縦の繋がりがとても強いです。

昼休みは、異年齢がごっちゃになって遊んでいるようです。

同学年の人数が多ければ、同学年としか遊ばないことがほとんどではないでしょうか。

もちろんそれも楽しいのですが、色んな年齢の人とたくさん触れ合うことは、子どもにとっても刺激になりますよね。

また人数が少ないためか、他の学年の先生も、子どもの名前を憶えてくれています。

一緒に遊んでくれることもかなり多いようです。

他の学年の先生と日常的に遊んだりした経験が、私にはなかったので「そういうこともあるんだ」と驚きました。

設備を贅沢に使って、混雑もなし!

大体の学校は、1学年が1つのフロアを使うことになるので、3~5クラスが1つのフロアにいることになると思います。

子どもの学校は1学年1クラスのため、1つのフロアを自分たちしか使いません。

つまり普段勉強する教室のほかに、空き教室がたくさんあるということです。

子どもの学校では、空き教室のうち1つは荷物置き場になったり、更衣室になったりするようです。

そのため、教室にはランドセルなどの毎日使うものを置き、空き教室に普段使わない教材や荷物などを置いているので、普段使う教室は結構すっきりしています。

長い廊下も自分達だけで専有できるので、ボーリングもできちゃうみたいです。

非常に贅沢な使い方ですよね。

もちろんトイレも手洗い場も自分のクラスだけで使うので、混み合いません。

思わぬメリット!運動会

運動会は、やはり人数が多い方が盛り上がりますよね。

小規模校では人数が少ないので、2学年合同で競技やダンスなどをします。

そのためプログラム数も少ないです。

これはちょっと残念だなぁと思っていたのですが、本番で思わぬメリットに気づきました。

運動会の場所取りをしなくていいのです!

9時に運動会開始として、9時半に運動場についても余裕で座る場所があります。

もちろん一番いい場所に!と場所取りする方もいらっしゃいます。

でも、一番いい場所でなくても、子どもの姿はどこからでも見れるのです。

なぜなら人数が少ない=見学者も少ないから!!

大規模校だと、早朝から並ばないと場所が取れないばかりか、お弁当を食べるスペースもないということもあります。

そういった心配を全くしなくていいのは嬉しい誤算でした。

そして、プログラム数が少ないため、すぐに自分の子の出番がきます。

運動会って、自分の子が出ていないプログラムのときは割と暇ですよね。

暑いですし…。

ところが小規模校だと、2つ置きに自分の子の出番が来るのです。

お茶休憩を何度か取りながらも、サクサクとプログラムが進みますので他の学校より終わる時間も早いみたいです。

これからの学校は小規模化へ

少子化の影響で、これからもっと児童数は減ると言われています。

ご自身のお子さんが通う学校が、1クラスしかないということが出てくると思います。

しかし悪いことばかりでもありません。

コロナの対策としては、人数が少ない方が感染リスクを減らすこともできます。

ソーシャルディスタンスを保ったまま、授業を受けることができます。

メリットも存分にありますので、あまり心配しすぎなくてもよかったなあと個人的には思います。

 

 

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