西日本新聞調べ:北九州の魅力「ほどよく都会で田舎」73% 学生107人アンケート

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ほどよく田舎が魅力!?な北九州

西日本新聞でこんな記事がありました。

大学生へのアンケートでは、北九州市での暮らしや魅力、就職などについても質問した。市の魅力について「ほどよく都会で田舎」と答えた人が107人中78人(73%)で最多。一方で最も魅力を感じる都市として北九州市を挙げた人は20人(19%)にとどまり、福岡市の半数以下だった。北九州市内で就職したいと答えた人は22人(21%)で、若い世代の流出が続く近年の状況を裏付ける結果となった。

北九州の魅力「ほどよく都会で田舎」73% 学生107人アンケート|【西日本新聞ニュース】 (nishinippon.co.jp)

北九州市は山も海も川も豊富なため、市街地に住んでいても、車で30分も走らせれば結構な自然に触れ合うことができます。

「ほどよく田舎」と評されるのはそういったことに由来されるんでしょう。

車がなくても、西鉄バスが市内を駆け巡っているので交通アクセスも悪くないです。

自然を楽しむレジャーは、北九州市には豊富にありますね。

北九州市に定着しない20代

とはいえ、それが最も魅力的かと言われるとそうでもなく、若い人はやはり福岡市や他の大都市に魅かれる傾向があるようです。

現在、北九州市からの転出者が転入者を上回る現象が全国トップクラスで起こっており、20代の転出数は最多だそうです。

就職を考えると、北九州市では魅力的な企業が少ないのかもしれません。

安川電機とかTOTOなど世界的に有名な企業はあります。

中小企業の多くは給料が少なかったり、そもそも正社員として採用しなかったりと条件が悪くて、就職先としての選択肢が少ないことも原因の一つでしょう。

若い人の定着率を上げるには、やはり仕事が重要です。

北九州市の若者は、一旦市外に住んでしまうとなかなか北九州市には戻ってきません。

仕事が少ないからです。

Uターン事業を北九州市も頑張っていますが、もう少し魅力的な待遇の企業が増えないと、若い人の流出を止めることは難しいのかもしれませんね。

北九州市の子育て・転入応援施策

現在、北九州市が行っている施策の中に、北九州市への転入で補助金が受けられるサービスがあります。

やっぱり住むなら北九州!!|北九州市住宅供給公社 (kitakyushu-ijuu.jp)

若い人が北九州市を一旦出た後で、Uターンを考えるのは子育てのタイミングが多いのでしょう。

とはいえ、転職先がなければUターンも現実的ではないですね。

北九州市から福岡市への通勤をする人も増えてはいますが、それなら間の新宮に住むという人のほうが多いでしょう。

北九州市は良いところなので、もっと若者にも住んでもらえるように頑張ってほしいところです。

 

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